ルルドで食べた「ピレネー(フランス)の郷土料理が忘れられなくて、もう一度食いてー!今すぐ食いてー!状態。
確かgarbureというもんだが(スペル怪しいぜ)
これだよ、これ。
おそらく自分でも作れると思うが、この秋はバタついてたので近所の天才的な料理人に「これ作ってよ」とお願いした。
この料理人というのが、ある意味すげー人物で
本人食べたことない料理を、わたしの喋りだけを頼りに再現させた
というすんごい実績がある。
何かってーと、「ムルギー(渋谷)のカレー」。
わたしも、料理は嫌いじゃないんだよ。
一度食べたものを家で作ってみるってゆーのは大好きで、「極楽カリー」はカンを頼りに満足いくものを作れたが
ムルギーだけはどうしても製法がわからねー!!!レシピなんかどこにも出てないし。
ネット見ると、いろんな奴が勝手にチャレンジしてるけど、まあ、どれもちょっと、まあねえ、、、という感じ。
という話をしていて、「色はこんな、味はこんな」と詳細をくっちゃべっていたら
ある日彼女が、「できた!」と言ったものは
まるでムルギーだった。
はっきり言ってわたしはそうそう簡単に「OK!」とかない「味覚の人」でもあるからめちゃくちゃ厳しい。
味覚に関して結構やかましいめんどくさい女。
で、一口食べてそれはムルギーだった。
あたしは感動に震えた。
あまりに感動して、涙が出た。
食ったことないもんを、忠実に再現した
というこの才能。
才能の裏に必要なのは、「情熱」だから、
「あーこの人の、料理を作るということに対する情熱の、耐えることない炎よ」
と思ったら自然に涙がこぼれた。
そんで!
このgarbureだが、
こないだ一回作ってもらい、その後わたしも家で作り
課題が見つかったので、それを共有し、ブラッシュアップ案を出しておいたが
今連絡があって
「いい鴨を発注したから明日の夜にはできるよ」
とのこと。
俺は、未だかつてない経験したことがないレベルで
明日という日が楽しみだ!感
を得ている。
生きる希望って結構、そんなことなんじゃないのかな、って思う。
深いような浅いような話。
いや、すげー深いと思うけどw
読んでくれてありがとう!
またね!