気が付いたんですけど。坂ノ下修道院を始めてそろそろ2年が過ぎ、3年目に突入しようとしているってことに!
ええええええ!
って、我ながら。
そんなに経つのか!
ほんとに驚いちゃう。月日が早すぎて!
だいたい、いつ(何月何日)だったかも覚えていない、とにかく今ぐらいの季節だったってことだけ。
だから、今決めた!
6月1日を創業開始日にすればいいんだ!(もう覚えられます)
いや、そんな驚きより、もっと本格的な?驚きとして、
ええええーーーーーーーーっ!
あんな感じで始めた活動が、今こんな風に認知されてるなんて!!!!
というのが正直な気持ちです。
この小さな存在を知ってくれたみんな、ありがとう。
最近知った方のために、去年の周年時にも言ったことを繰り返します。
いや、今決めた!これ、毎年繰り返して言うことにする!初心を忘れないために。
わたしは、「自分が」アクセサリーが好き、というだけなのです。鮮やかなものが好きなのです。
それで、日本に気に入るものが見つからないから、いっそつくってみようかなあ、という思いつきだけで始めました。
自分の手から何かを生み出したい!という欲求が突然降りてきて、それに従っただけ。
それまで、こんなことをやろうと思ったことすらない。もともと手先が器用というわけでもない。
初めてつくったネックレスがあまりにもかわいかったので、
「超かわいいのできた!これ欲しい人いるならつくれるよ?」
と聞いたら、欲しい欲しいと言ってくれた人たちがいたので、ほいほい!と始めたのです。
わたしのキャリアはこれだけです。
何年もやっているわけではないし(てか2年)特別な知識や技術があるわけでもない。
だから自分のつくるものが、他の人たちがつくるものと比べて優れているとか、まったく思いません。
もっときれいにつくる人とか、技巧を凝らした人とか、何だか知らないけどもっとすごいこだわりを持つクリエイターはたくさんいると思います。
だけど、わたしは人のことは気にならないのです。競争してるわけじゃないから。すごい人がいれば「すごい!」と思うだけ。
もともと競争心は希薄だし、誰かに勝つためにやるわけじゃなし。
ただ、「明日は今日より、さらに気にいるものをつくりたい」と思っています。
だからサンプルとまったく同じものはできない。つくっているうちに、こうしたらもっといいかも?とひらめいたら改良してしまいます。
商品は自分がいいと思うかどうか。それ以外は何のこだわりもありません。
ひらめいたら何かつくってみる。
自分が気に入ったら「これどう?」という気持ちで公開する。
いいね!欲しい!と言ってくれたら感謝して喜んでつくる。
それが気に入ってもらえたらとっても嬉しい。
そんなシンプルなサイクル。
そして皆様がそのサイクルを回してくれているんだということを、わたしは知っています。
だって誰も欲しいって言ってくれなければつまんないから、この活動は続いていないのです。
このように好き勝手にやっていることを、受け容れてくださる人たちがこんなにたくさんいるなんて!
修道院のお客様の中には、「商品届きましたよ!」って喜びの声と共に連絡くださる方がとっても多いのです。
わたしのことは顔も知らない、手にとって商品を吟味したわけでもないのに、なんという優しさなんだろう!って思う。
インターネットの向こうには人間と人間がいるってことが十分に理解されているんだな〜。
そういうことを実感する喜びは、なんというか奇跡のようです。
長くなりましたが、毎年この時期には、スタート地点を振り返るようにしようと考えています。
つまりわたしは、別に大したことないのです。謙遜でもなんでもなく。
何かを勘違いしたくない。
ただ、好きにやっているのです。
これまで支えてくれた皆さますべてに、心から感謝しています。
3年目の野望としては、修道女を増員する。そしてその人たちに少しでも(できればいっぱい)利益を分配すること、です。
この野望のために、皆さまのさらなるサポートをぜひぜひよろしくお願いいたします!
ほんと、ありがとう!