QUEENとその時代(のわたし)

明日は映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行くのでワクワクしてるの。

映画でワクワクするなんて、何ぶりだろ???

これだけは「筋金入りのQUEENファン」と観ないと、「あらゆる側面を楽しむ」とゆーことができないからつまらない(笑)

映画はたとえショボくても、そんなの知ってるよって話でも、たぶん胸にしみると思う。

それはたぶん、「自分イタコ」が発動するからだ。

 

 

なじまない制服を着て、女子だけの中学に通っていた頃が、QUEENをいちばんよく聴いた時代だった。

今になったら、「解説」的にアレがすごいコレがすごいと能書きタレの記事がたくさんあるけど、

そーゆー左脳的な話はもういい。

 

 

小学生の時、ゴダイゴ(日本の誇る伝説のバンドだよ)を聴いてたら、

お兄ちゃんとかお姉ちゃんがいるマセた男の子たちが

「お前、本当にロックが好きならそんなもんよりQUEEN聴けよ」

と言って

「LIVE KILLERS」の2枚組を貸してくれた。

今考えるとクソ生意気なセリフで笑っちゃうねw

で、聴いた。

シビれた。

それ以来、夢中になった。

そしてわたしはその辺りから「MUSIC LIFE」という、

要するに海外のロックミュージシャンを紹介する音楽雑誌を、発売日を待ち望んで買うようになった。

(・・・・と書いていて今、この「昭和っぽさ」に胸が熱くなったw)

 

つまり要するにませたガキである。

しかし、ませたガキっていうのは、大人の「標準基準」で見て言ってるだけで

当の本人にとっては、それがスタンダードだ。

大人の真似をしようなんて思っていたわけではないもんね。

 

 

それでなんか、その頃からとにかく

「日本やだ」

と思っていた自分がいる。

窮屈すぎて。

正確には「日本やだ」よりも、

何につけ

「日本以外ではこんなアホくさいことは問題にならないのに」

と思っていた。

不思議なことに、英語は特に何もしなくても得意だったから

言葉の壁がある、人種の壁がある、

なんて、考えたことは一度もなかった。

 

 

そーゆーわけで、

みんなが「アイドル」とかに夢中になっても、

わたしはそーゆー方向には一切、興味が行かなかった。

だって音楽としてはつまらないんだもの。

「アイドルなんて、そんなの作られたものでしょう?」って、シレッと思っているような子供だった。

 

 

QUEENを聴いていた早熟な子供っていっても、

子供っていうのは、左脳なんかで聴かないから

「聴いた → カッケー! → 好き」

その経路がめっちゃ短い。

「好きと言ったら好き」である。

で、その後出てくるバンドでも、

「いい」以外に「これはダサい」とか「これはチャチい」「レベル低い」とか

基準がしっかり出来上がってしまったのは、

小学校時代にQUEENの洗礼を受けたことが大きいかも知れない。

 

 

だから大人は「子供向けの音楽」なんかはやる必要がなくて、

めっちゃカッケー!ものを純粋に生み出していれば、

耳の肥えたガキにも届く。

そして耳の肥えたガキはそのまま大人になる。

 

それで大人になってから、「あの頃QUEEN聴いてた人」なんかと仲良くなる。

ここでいう「聴いてた人」てのは、きちんとアルバムを揃えて、

擦り切れるほど聴いた人のことで、

メガヒットした曲程度を「知ってる」ってゆーのは、

そんなのあんた知ってるとは言わないわよ!!!

(というのが昭和のルール(爆笑))

 

だからQUEENと言えばボヘミアンラプソディですよね〜

みたいな単純な寄せ方をしてくる人だと、ちょっと、けっこう、かなり、つまらないw

 

 

中学の時、英語のノートに

We are the championsの歌詞を書いておいた。

何かこの歌詞にものすごい共感があったんだよ。

But it’s been no bed of roses
No pleasure cruise
I consider it a challenge before the whole human race
And I ain’t gonna lose

今、自分イタコにどうしてなの?と聞いてみるw

「人類に対する挑戦」みたいな、壮大なスケールが好きだったんだと思う。

そんなこと考えてる人(フレディ)がいるんだ!

と思ったかもしれない。

大人は絶対自分を理解してくれないこと

に対して、I ain’t gonna lose と思ったのかも知れない。

 

しかし、そんな左脳的なことはどうでもいいんだよ!

 

 

なんとなく、

今よりもさらに純度の高い感性と

今よりはるかに傷つきやすくて

今よりはるかに鬱屈とした気持ちを持ちながらも

退屈極まりない学校というところに行かなくてはいけないって

「嫌だ」を優先させることなく頑張っていた自分

(今のわたしは彼女を抱きしめてあげたい)

彼らのサウンドを重ねて「見て」みたいというのが、

この映画にワクワクしている理由、かな。

 

 

でも本当にショボかったら、やっぱ「え〜〜〜」って言うだろうなw

 

明日が楽しみ!

 

 

またね〜!