暗い場所にはとにかく明るさを持ち込むこと!

 

前回の話から一転して親父の気がまた変わって(爆笑)、結局今週から入院している。

なんだよー!って話だが、彼が自分で決めたことだからそこはもうどうでもいい。わたしは見守っている。

それでわたしは死んだジイさんの教えを守って、病院に行く時はできるだけ明るいカッコで行くことにしている。・・・って言ってもわたしのバーイ「地味」にする方が難しいんだが。

明るい空気を持参することは元気な人間の義務だと思うよ。いわば自分が病気の現場に対してできる最低限のミニミニ変革だよ。

 

病院みたいに振動数が異常に低い場所で、なんや地味で暗ーいカッコしてたらこっちまで病気になってしまうわ。

だいたい何よ?あの入院患者が強制的に着せられる寝巻きみたいなやつ。

なんであんなビンボくさい色なの?もっといい気分になるようなもんあるだろ!

あれ着て長期入院してる年寄りなんか、どんどん人間の尊厳とかけ離れていくと思う。

 

なんなんだろう、たかが病気になったぐらいで深刻にならなきゃいけないような空気感。

「そのうち人を元気にして送り出す場所」ってゆーよりは「辛い人がいるんだから深刻な顔をする場所」みたいな雰囲気。

「病気」を大切にしちゃってるんだよ。大切にすることが違うだろって思うよ。

 

* * *

しかも今日、「図書室」みたいなくつろぎスペースに行ったら超ウケた!

見てよこれ。

わかりやすくなりました「がんのコーナー」ってあんた!

ガンのヤツにガンガンガンガン言って、良くなるわけ?

ガンのヤツがガンの本読んでガンについての理解を深めたらガンは良くなるのか?って言いたい。

だいたい、そもそも今ガンのヤツや家族がこんな本読みたいと思うと想定してんのか?

なにかが根本的に間違ってると思うよ。

こんなのもうねー、いっそ全部ドルフィン先生の本に差し替えるべきだよw

と言いたい。

いやもう、病院について言いたいことは山ほどあるからいつか書いてやるつもり。

そして誓った。

わたしに大金持たせてくれたら絶対いい病院作ってやる。

 

* * *

けど、今取り急ぎ、いま「病人」である皆さんには、

病気に主導権取られないようにがんばって!

病院にマウント取られないように!

とゆーことをでかい声で言いたい。

みんな、間違えないで!病気だからって立場が弱いわけじゃないんだよ!

あなたの人生はあなたのもの!

変な刷り込みに惑わされないように!!!

 

* * *

ところで意外と病院というところにわたしはなじみがある。入院経験も数回ある。

それにうちはジイさんもよく入院した人だった。

生前の彼は経営者だった関係で、入院すると必ずいろんなところからどかーんとしたお花、千疋屋のフルーツ、ありとあらゆる華やかなものが病室に飾られた。

バアさんも病弱な人で、しょっちゅう病院に入ってた。

これまた同じことで「ジイさんの奥様」ってことで千疋屋攻撃だから、子供の頃はジイさんかバアさんが入院する、あるいは2人とも入院することもあって、とにかく来る日も来る日も千疋屋のメロンを「食べ頃を見計らって食べなきゃいけない」という、喜びを超えて「またか感」、うんざりしてた気持ちを、今ちょっと思い出したw

 

そんなジイさんはかなり晩年にも、背骨を折って入院した。

今でいうヘルパーさんを2人用意して交代で面倒みてもらうことになった。

1人はこの道何十年のプロ中のプロで、着替えや身体の向き換えなど、流れる手順でさっさとやってくれる。ムダ口はきかない真面目で本当に素晴らしい仕事ぶりだった。けど地味な印象の人だった。

もう1人は、生活に困って最近この仕事を始めたという人だった。慣れてないからいちいち手間取るし、ジイさんも「う!いたっ」みたいなことが多かった。

 

ジイさんある日

「今日の当番はどっちかな?」というので、あのプロの方だよ、と言ったら「ああ、、、」と、ちょっとがっかりした様子。

え、なんで?あの人とっても上手で安心できるじゃん!

そしたらジイさんは言った。

「もう1人の方が、明るくていいんだ」。

 

その「明るいほう」は長い髪、お化粧もちゃんとして、派手めな服。我々家族が行くと「あらーこんにちは!」と笑顔になる。

だけど仕事はほぼシロウトでドタバタする。

しかも手を動かすより、椅子に座ってペチャクチャとお喋りをしてはケラケラ笑っていた。

わたしたち家族がいない時間には、ジイさんに延々と身の上話を聞かせたらしい。

ジイさんはすっかり同情して、「事故に遭った息子」のために小遣いを渡したりしていたw

 

そういやジイさんは、わたしが明るい服を着ているとよく褒めてくれた。

おじいちゃんは華やかな女の人が良いんだねw と言ったら、

当然だ。どうせ病院なんか寝てるだけ。骨折なんてほっときゃ治る。

明るければ気が晴れる。暗い人は滅入ってかなわん

みたいなことを平然と、淡々と言っていた。

 

でもこれ、その時は「おじいちゃん独自の考え方」だと思って笑い話にしていたけど、

今にして思えば真理だと思う。

女は華やかで明るい方がいいに決まってるんだよ。

 

 

まーそーゆーわけだから、つまりそーゆーわけだよ。

暗い場所にはとにかく明るさを持ち込むこと。

わたしたちはいつでも持ち込める人間でいようよ。

入院してる人にとって見舞いってゆーのは病室に「元気な人間のエネルギー」が運ばれてくる、元気のデリバリーサービスみたいなもんなんだから。

 

読んでくれてありがとう!

 

 

またね〜!