必ずブチギレる友だち

 

わたしの愉快で豪快な友だち。

非常な「男前」ぶりで、坂ノ下修道院が始まって以来、実にたくさんのアイテムをオーダーしてくれる「上得意様」でもある。

この友人が「それ、いいわね」と目にかけてくれたことで、わたしはどんなに励まされてきたことか。

友だちだからおろそかになりがちな「感謝の言葉」だけど、いつも本当にありがとうって思ってる。

 

だけど、この友だちには一つだけ、どうしても解せない不可解なことがある。

 

それは

必ずブチギレること!

 

最初は、「ああ、わたしの力が足りなかったんだ、不備があったんだ」と思いましたよ。

それで、二度とキレられないように、しっかりチェックして納品した。

でも、キレる。

え〜なんでなの〜〜〜〜〜〜!????

 

 

なんのことかわかる?

 

ワイヤーが切れる!

 

3回目ぐらいまでは「あはは!また!」で良かった。

でもワイヤーを使ったものでなければ、チャームが全部なくなる、とか。

買付け品にしても同じこと。

で、直す。また切れる。

 

 

留め具が緩んだとか劣化したとか、そういうことならあるかもしれない。

わたしがヨソで買ったものでも、それは割とよくある。使用頻度が高ければそれはある程度は避けられない。

でもね、彼女のバーイはなんていうか「ありえないところが切れる」。

おかしいでしょ?おかしい!何かがおかしい。

 

ワイヤーって、そうそう簡単に切れたりしないものです。。。。

 

今ではどうせ切れるからってことで、彼女のだけは特別に太いワイヤーで作っている。

この写真でどれだけ太いか、わかるかな?

2本ある上のが彼女用(ほぼ専用)、下のが皆さんに作っている一般的な細さのもの。しなやかなやつです。

 

まあ、だけど男前な彼女は

「切れることで悪運を断ち切ってくれている」

「ネックレスが身を護ってくれている」

と、あくまで前向きに捉えてくれています。

 

そうはいっても、なるべくなら切れないで護って欲しいもの。。。。

 

 

でね、今週もまた。

「切れた」

と。

 

実は今、彼女の「要修理在庫」がすでに2点、手元にある(爆笑)

ちょっとどうしたものかと思って、手をつけていなかったw

 

それで、じゃあ修理できるまでの間どうしようってことで

とにかくとびっきり振動数の高いやつ!

 

もう、これしかない!ってやつ。

これね、今年、パリのノートルダムで買ったものです。

本来はアクセサリー用ではなく、オーナメントだけど、

めちゃくちゃ心惹かれて、これはどうにかできる!と思っていくつか購入しました。

ベルベット地に手刺繍です。

 

 

だけど、大きい。タバコの箱ぐらい。

このインパクトを着こなせるのは、それなりに個性ある人じゃないと難しいかもしれない。

一方で、オーナメントとして欲しい方もいるかも知れないな〜、なんて考えて手付かずだったのですが、

瞬時に「彼女にはこれだ!」と思ったので大好きなブロンズで仕立ててみました。

 

いい!

めっちゃいい!!

こういうのを作りたくて仕入れたんだった!と思いました。

 

 

だけど

こんなのそれこそDOLCE&GABBANAとかGUCCIのコレクションでしか見たことありません。

 

 

本日、納品しました。

 

そして思った。

これが負けないでバッチリ似合う彼女を、わたしは本当に誇らしく思う。

彼女の魂のパワーというか。

迫力、という言葉は「力に迫る」と書くわけで、力とはつまり神、それはつまり愛。

宇宙から注がれる神の力に対して、地上から人間としてのエネルギーを発して、拮抗しているさま。

それが迫力というものなんじゃなかろうか、と、ベラベラ自分で喋って超納得しました。

 

 

こちらは完全なオーダーか、もしくはオーナメントとして欲しい、という方いらしたら、

どうぞお問い合わせください。

 

 

それと、

もしワイヤーが切れた!という事象が発生したら、

どうぞ遠慮なくご相談くださいませ!