全国の修道女のみなさま
こんな話を聞いた。
その方(仮にA さんとする)のお兄様は、昨年秋にガン発覚、余命宣告されたんだって。3ヶ月だとか。
お兄様は医者嫌いで、それまで病院に行くことを回避していて、
どうにも辛くなってとうとう行ったら、いきなりそういうことだったらしい。
そして治療としては有無を言わせずという感じで抗癌剤を投与されたのだけど、
やっぱり相当つらいので、嫌だと言って途中で「もうやめる」と放棄したんだって。
それで、今は無治療という形で、自宅にいて過ごしているとのこと。
それでも自分自身が食べたいものを自分の手で作って食べ、
身の回りのことは全部自分でされているらしい。
Aさんはその話を、微妙な表情でしていたけれど、
わたしは全て肯定する気持ちが大切なんじゃないかなと思った。
病院に行かない、という選択も素敵だし、
抗癌剤を拒否したという選択も素敵なことだ。
だってすべて本人の意思でしている選択だもの。
そういう選択に至ったこともまた立派で堂々とした人生だと思う。
だいたい医者の「余命算出」ってなによ?って思う。
データ弾いて、「はい、あとこれぐらい」って、人の生命エネルギーをなんだと思ってるんだろ?
人はみんな違うんだよ。
病院に行かなきゃいけない、ちゃんと検診受けなきゃいけない、医者のいうことに従わなきゃいけない
そんなのわたしに言わせりゃ全部ウソだ。
ちなみにわたしなんて、検診なんかよほどの義務的機会でもなければ受けない。
取るに足りない「異常」が見つかったからって、なんなの?本当にやばかったらその時は絶対自分でわかると思う。
ほとんどの西洋医なんて、人をデータとしてしか見ていないし、
人間の「尊厳」や、それぞれの人生に対するねぎらいや祝福という視点が恐ろしく欠如している。
人なんか早かれ遅かれみんな死ぬし、
病気や死ぬこと自体が、忌むべき悪しきものっていう考えは、どこから来てるんだろ?ってつねづね思う。
ただ、病気や健康に関する話ってやっぱり微妙なものだから、人に話すのはやっぱり気を使う。
人生に対する考え方って人それぞれ、押し付けのようになってしまうのは本意ではないし、わたしの考えは大抵の人とは相容れない。
ただ、考え方はそれぞれでも、真理は1つしかない。
つまり、人は死ぬために生まれる。
いまだかつて、死なずに済んだ人間というものはいないんだから、それは真理だ。
今はいろんな遺伝子技術が、死なずに済む人間を製造しようと躍起になっているけどね。
いずれにせよ、わたしはこう考えている。
病気はその人の人生の送り方に何がしかのメッセージを伝えるための「サイン」で、
病気自体が悪いということではなく、送られたサインをどう読み解くか、うまく読み解くことができれば病気は満足して引っ込むか、それ以上の主張はしないようになるわけで、
それを読み解くことなしに、薬やなんとかで、なかったことにしてしまうのが「治療」だとすれば、病気はアッタマ来て、さらにパワーアップしたサインを送って
俺の話を聞け!
と言ってくる。
しかし、日頃どんなに医者を忌避している人でも、
「本当にやばいかも?」という時にはピンとくるようにもできている。
うちの父親に最初の癌が見つかった時もそうだった。それまで医者には無縁だったのに、急に「病院行く」と自分で言いだしたら、そーゆーことだった。
何が言いたいかというと、人間はこの
「ピンとくる機能」(=元気な松果体)を大切にしてさえいればいいんじゃないの?
ということだ。
なにか小さな「異常」を見つけて不安に支配されたり安心したりするよりも、
振動数高く毎日を送ることの方がよっぽど大事で、
逆にいうと振動数さえ高ければ、ちょっと発生した小さな異常なんて、ほっといても勝手に治ってる(発生していたことすらわからない)んだと思うし、
少なくとも自分はそういう生き方をしたいと思っている。
Aさんの話に戻すと、
素敵だな、、、と思ったのは、
そのお兄様は離婚されているらしいんだけど、
病気の発覚によって、別れた奥さんから連絡があると、
「その時だけは元気な声になって、前向きなことを言うんだよ」
という話。
何か、ものすごく根源的な話なような気がして、心がじんわりした。
そして、二人がもっと会話をすることで、癌細胞が全部なくなったらいいのにな、、、って、密かにイメージをした。
「宇宙的な愛」について理解を深めると、そういう地上の愛というか、三次元的な愛にあまり重み付けしなくなってしまうけど、
それでもやっぱり、なんて素敵なことだろう、ってわたしは思った。
「離婚」というかまあ、婚姻制度自体がまた、意味があるようでほとんど意味のない制度だと思うから、
「その人の声を聞けて嬉しい」っていう、本当に純粋で素朴な気持ちを表せる、そのお兄様って素敵な人なんだな、、とも思ったよ。
いや、人間て素敵だなっていう感覚に近いかな。
ちょっと感動したんだ。。。。
読んでくれてありがとう!
またね〜!