色彩は自分の「初期設定」だったということを思い出した

 

全国の修道女のみなさま

 

 

マリアさま会議」を作ってからというもの、「ポリマークレイ 」にハマっています。

無限の可能性を秘めている。

世界中にこれ専門のアーティストがたくさんいる模様。

日本にも数年前?はるか前?から流通していて、クリエイターも多数いることを最近になって知った。

 

 

だけどこれ、難点は材料費がバカにならないぐらい高い!

安いのも探せばあるみたいなんだけど、わたしはステッドラーのFIMOというもの以外は使わないと決めた。

この、小さい時から親しんだ鉄壁のドイツブランド。懐かしい友だちに再会した気分だから。

ステッドラーって、「なんか信用できる」って無条件に思わせるところがブランドの強さだし、

ドイツ製で無害と書いてあれば、「絶対有害なものではないだろう」と信じさせるのもドイツという国のブランドだ。すごいことだと思う。

(手でこねるからね、、、有害だとヤダ)

 

 

 

そして。

例によって、誰にも習わず、何も参考にせず、

とりあえずやってみよー!と始めたら奥が深すぎて、器具一式をそろえることにしました。

けーーっこう、いろんなものが必要。パスタマシーンまで必要。

 

「無限の可能性」というのは、色彩のことで、

このまま使うのもアリっちゃアリかもしれないけれど、醍醐味は色をブレンドすることだと思うので、

まずそれが楽しくてたまらない。

 

 

わたし、「色彩」というものが本当に好きだ。

 

子どもの頃から、絵は描けなかった。デッサン力がないのね。ゼロ。

もう、ぜんっぜんダメだった。視覚と手の神経が致命的にリンクしてないんだと思う。まったく才能がありません。

だけど色彩に関しては、「赤と青と黄色から、すべての色が生まれる」ってことが、もー面白くて面白くて仕方なくて、

絵の具を混ぜに混ぜては「発見」して喜んでいる日々だった。

そして「白というのは色なのか?」という素朴な疑問を、どんな大人も解決してくれず、モヤモヤしていた。

それを見たジイさんが、80色ぐらいあるステッドラーの色鉛筆セット、水彩絵の具、クレヨン、などなどをガバッと買ってくれ、わたしはこの世にはたくさんの色があること、すべての色に名前がついていること、色の名前の表現は日本語のものも英語のものも自分をワクワクさせること、などを知った。

ちなみに絵画教室に通ったけれども、絵は一向に上手くならなかったのですぐ飽きたw

 

 

小学4年ぐらいの時、担任代理みたいにして臨時でやってきた女の先生がいて、

野山の絵を描きましょうってことになった。

わたしは、自分にデッサン力が一切ないことを知っていたし、ヘタな絵を描いてもつまんないので、

画用紙一面の隅から隅まで多色のクレヨンでグラデーションに塗り、その上から真っ黒なクレヨンでそれを全部覆い、

好きなようにお花や葉っぱ、ちょうちょやら虫やら「わたしの好きな世界」をヘタウマ画みたくして釘で削っていくと

黒の中から極彩色の世界が飛び出す、今思い出すと天才としか言いようがないようなもの(爆笑)

をアホみたいな集中力で仕上げて、超ハッピーになってそれを先生に見せたら

いきなり顔を曇らせて

こんな花はない、こんな野山はない。

わたしが言ったのは「野山の絵」であってこんなものはどこにもない。

と大きな声で言われた。

当然、わたしは悲しくなった。泣きたくなった。

泣かなかったけれど、「先生なんてバカ」と思ったし、彼女のことを好きになることはないなと思った。

 

 

今のわたしは

「それはわたしの頭の中にあります」って言ってやれよ!

とあの時の自分に言っているw

子どもの頃から、

頭の中では常に極彩色のお花が咲いていた

(つまり、能天気!)

そっか!それがわたしの「初期設定」なんだ!

 

 

・・・ということをクレイを練りながら思い至らせたわけでございます。

本物の「気づき」であり、「腹オチ」であります。

(あの先生は今、どうしているのだろうか?)

 

 

みんなの「初期設定」は何ですか?

それは見つけるというより「思い出す」作業かもしれません。

 

 

 

そう。そしてこないだ気づいた。

色彩とは「立体」だ。

 

「白か黒か」ではない。

「白と黒の間はグレー」でもない。

白1:黒99 から 白99:黒1まで

そこには無数の「色」が存在していて、それをすべて「グレー」ということにしているだけだ。

実際にはロレックスの秒針の動き方と同様の、絶え間ない、つまり分断されようがないグラデーションが存在している。

その中のある1ポイントを特定して、テキトーな名前をつけたものが「なんとかグレー」だ。

わたしはその「配合」というか、その塩梅が非常に気になる。

「好きなグレーかどうか」ということと、「他の色と組み合わせたときにベストかどうか」ということに、本能的に気が向いてしまい、気にくわないものだと違和感を(多分人よりはるかに強く)感じてしまう。

 

 

まー特にオチのない話なんだけど、

そういうわけで「モザイク」を当分作ってみようと思っています。

まだまだ稚拙だけど、もし気に入ったら、買ってくれたら嬉しいです。そーすると次の材料を買えます。

そーすると少し進歩できます。

まさに自転車操業!

この素晴らしさよ。

パトロンからもらった金を全部お酒にしてしまったカラバッジョとか、

なんとなく身近に思えてくるからおかしなものです。

嘘です。思えませんw

 

 

読んでくれてありがとう!

 

またねー!